キッチンを選ぶ際に 重視するポイントは「使い勝手の良さ」
リフォームを検討中の30代、40代の主婦120名に、システムキッチンを選ぶ際の重視点(複数回答可)を聞いたところ、「使い勝手が良いもの」という意見が80%と最も多く、「価格が手ごろ」「デザイン性」と続きました。(図1)
現在のキッチンの不満
現在のキッチンへの不満を複数回答可にてあげてもらったところ、70%の人が「収納」に対する不満を持っており、キッチンのリフォームでは収納スペースを増やしたい・改善したいと望んでいます。(図2)
使い勝手の良いキッチンとは?
それでは使い勝手のいいキッチンとは具体的にどのようなものでしょう?フリーアンサーで回答してもらったところ、不満で多かった収納がダントツトップ!以下大きく4つの傾向にまとまりました。
①収納がたくさんあるキッチン
(1)見やすい収納・取り出しやすい収納がある
収納を増やしたいというのは多くの主婦の要望ですが、細かく意見を見てみると、単に増やしたいというだけでなく、「手の届かないデッドスペースの有効活用ができる」、「奥に入ったものも見やすく、取り出しやすい工夫がなされている」というものへ要求の水準も高まっています。
(2)リサイクルがスマートにできる(ゴミ箱の設置スペースを充分に確保)
生活者のリサイクルへの意識は年々高まっており、また、地球環境を考えても、より一層のリサイクル意識が求められています。主婦の意見にも缶・ビン・ペットボトルだけでなく、発泡スチロールや牛乳パック等分別する資源ゴミが増えて、収集日まで資源ゴミの一時保存スペースを上手に確保できるようなキッチンを望む声が多くありました。
②見通しの良いキッチン
住宅におけるキッチンの位置づけも、単に料理をする場所から、家族に開かれた空間へと変化しています。リフォーム時の新しいキッチンへの要望のほとんどがオープンキッチンで、「料理しながら家族との会話を楽しむ」、「子どもの様子を見る」、「居間のテレビを見ながら料理をする」などの要望を満たしてくれる見通しの良いキッチンが望まれています。
オープンキッチンを希望していないと回答している人もいますが、「お客さんが来たときに隠せない」「いつもきれいにしておかなければいけない」という理由で、これらの問題を解消できれば、オープンにしてみたいという意見もありました。
③家族の誰もが使いやすいキッチン
「家事は夫と分担で」「夫が料理好き」、また「料理は同居の母と交代で」「週末は子どもと一緒に料理を楽しむ」など、料理をする人も主婦ばかりとは限らなくなっている様子。料理する人が多様になれば使い勝手の良さも変化します。作業台やシンクの高さ・広さは使う人を選ばない工夫が求められているようです。
④時間短縮のできるキッチン
30代、40代の主婦は仕事を持っている人が多く、出来合いの惣菜活用率も年々増加しており、週に1〜2回から、中には平日は全く料理をしないという人も。全般的に調理の時間は減少の傾向にあり、希望するのは動線のムダをなくせるキッチンで、同時に片付けなどが簡単にできる、手入れの簡単なIHヒーターや、食器洗浄器など、キッチンに附随する機能の充実や掃除のしやすさも重要なポイントだとの意見も。
キッチンの 使い勝手に関する要望
「子どもが小さい、あるいは高齢者がいるので安全配慮がされているキッチンが欲しい」、「子どもが独立し夫婦のみになったのでコンパクトで使いやすいものがいい」など、ライフステージによってもキッチンの使い勝手に関する要望はあるようです。中にはプロ並のこだわりで料理を楽しむので「火力の強いコンロ」や「豊富なスパイスが手の届くところにおける」、など、細かい要望は多岐に渡ります。
不満と要望のいずれも事前にしっかりヒアリングすることが、お客様に喜ばれる提案への第一歩となるようです。
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