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省メンテナンスからのキッチン提案を
2011年10月3日更新
キッチンの機能や家事動線など使い勝手に気を配るのであれば、同時に省メンテナンス性にもこだわりたいもの。汚れにくく、清掃しやすいキッチンは、今や家庭の必須機能です。
キッチンの使用頻度が増えています
外での食事を減らし、代わって自宅での食事回数を増やす家庭が増えています。もちろん背景には長期的な不況の影響があるでしょうし、調理済み食品を自宅でいただく中食スタイルの普及も見逃せません。しかし一方で、一人で大勢で、調理自体を楽しむスタイルも確実に増加しています。iPadや高機能携帯電話など新しい電子デバイスのおかげで、キッチンカウンターで料理レシピのサイトを見ながら調理、といったシーンもポピュラーになってきました。家族でテーブルを囲んだり、自宅で調理する機会が増えたことは喜ばしいこと。しかしキッチンの使用頻度が増えるとなると、気になるのがキッチンの汚れ。最近はデザインや形状がシンプルになって以前のものよりお掃除しやすくなりましたが、コンロやグリルまわりなど、まだまだ複雑な形状の箇所は多く残っています。
触りたくないレンジフード
とりわけエンドユーザーに嫌われているのが、レンジフードまわりの清掃。フィルターやファンに付着した油は強力洗剤を使用しても落ちにくく、常に悩みの上位にランクインしています。表面の清掃くらいは自分たちで清掃しても、フード内部は大枚をはたいて専門のハウスクリーニング業者にお任せという方が多いのにもうなずけます。レンジフードの汚れは、集煙能力の低さから気化した油分がレンジ周辺に付く場合と、キャッチした油分がレンジ内部やフィルターに付く汚れに大別できます。つまり清掃性アップのためには、❶湯気や煙の確実なキャッチと❷フード内部の清掃性アップ、この両者が不可欠になります。❶の集煙能力は、各社競って性能をアップさせています。ただ、ガスとIHでは空気の対流が違うため、コンロとのマッチングも大切になってきます。
「お掃除いらず」のタイプも
❷の「フード内の清掃性」ですが、一番汚れやすいファン本体やフィルターの清掃をほとんど不要にする機種も出ています。各機器の素材表面を特殊コーティングし、油脂の付着をガード。ファンの遠心力で分離したオイルは1ヵ所に集められます。後は時々フィルターの表面を拭く程度でOK。業者に頼むと1回1万円のメンテ代は、年2回で2万、10年で20万円にもなってしまいます。ハウスビルダーやリフォーム事業者としてはこの金額を、キッチン本体のグレードアップに充てたいもの。「汚れが付かないですし、数年で確実に元が取れますよ」のセールストークは効果的なはず。ただ安いだけでなく、「おいしく」「安心な」自宅での食のスタイルに、機能的で美しいキッチンは欠かせません。調理や後片づけをする方の負担を減らす、メンテナンスフリーなキッチン環境をぜひご提案ください。
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